ちょっと今、時期が時期だし新型肺炎も心配なので、外出先でもこまめに消毒したいところ。可能であれば、こまめにトイレに行って手洗いをするのが消毒にはいちばんなんですけど、出先のトイレってそもそも石けんがないことも多いんです。
そこで活躍するのが手ピカジェルに代表される除菌ジェルなんですが、あいにく筆者、注射で手を拭いただけで真っ赤っかになる程度のエタノールアレルギー持ちなんですよね…
そんな筆者が、Amazonで「アルコールフリー 手指消毒」でググって見た結果、半数以上がエタノール入り消毒剤であまりに要領を得なかったので、独自にアルコールフリーの製品ばかりをピックアップしてみました。
コスパを重視したい方向け
普段持ち歩くものだから、多少手間がかかってもランニングコストを安く抑えたい!
そんな方のための商品です。
塩化ベンザルコニウム
医薬品なのであんしん・あんぜん。ドラッグストアや薬局ならいつでも買えるというのが大きいですね。
商品によりますが、概ね100~200倍に薄めて使用。100均あたりでスプレーボトル買って希釈液を入れて持ち歩きます。
量が多いので、筆者は薄めた液を500mlのスプレーボトルに入れて玄関に置いて、帰宅したときに手の消毒をしてます。
クイックル Joan(ジョアン) 除菌スプレー
花王が出しているという安心感が大きいですね。天然由来成分の「発酵乳酸」が主成分とのこと。
300mlあるので、持ち歩きを取り分けた残りは自宅で消毒用にどうぞ。
手間なく持ち歩きたい方向け
買ったらすぐに使いたい!詰め替え面倒くさい!そんな方のための商品です。
キレイキレイ 除菌ウェットシート ノンアルコールタイプ
大抵のドラッグストアで売ってます。あと、気の利いたコンビニでも。出先で一番入手しやすい除菌クリーナーです。
シートタイプでコスパを押さえたい向きには、100均でノンアルコールタイプの除菌シートを買ってもいいですね。ベビー用品コーナーか衛生用品コーナーに置いてあります。
GOJO ピュレル アルフリ
アメリカの大手メーカーによるピュレルシリーズのノンアルコール除菌剤。販路も多いです。
安全データシート(PDF)も公開してますね。
有効成分はデシルグルコシドとベンザルコニウムクロリド。デシルグルコシドは敏感肌用の製品によく使われる界面活性剤で、ベンザルコニウムクロリドは塩化ベンザルコニウムのことなので、効果も期待できつつ安全性も高いと言えるでしょう。
ノンアルコール除菌 手さら美人
家庭用品の純閃堂が販売。主成分はフィトンチッド、平たくいうとヒノキとか杉なんかの樹木の香り成分です。
植物由来ですが、森林系やスパイス系のアロマには抗菌作用のある化学成分が含まれるものが多く、効果も期待できます。
男性だとパッケージが最大の障害かも(^_^;
ウィルシュータ 除菌消臭ハンドスプレー
販路がアマゾンのみ、しかも販売が3コセットからなのが微妙ですが、ハラル取得してるくらいですからまずアルコールの混入する余地がありません。
有効成分は亜鉛。滋賀県の医療衛生用品メーカーが開発しました。
おまけ
ノンアルBCフォーム「ヨシダ」
こちらは、キョーリン製薬「ノアテクトプロ」と同じ製品です。
ノアテクトプロはキョーリン製薬のオンラインショップでしか購入できないのですが、ノンアルBCフォームの方はわずかですがYahoo!ショッピングにありました。
ただ、問題は、オンラインだと250mlの大容量ボトル1本か24本入りの80mlボトルのどちらかしか選べないんですよね…
近所の赤ちゃん洋品店にばら売りの80mlボトルがあるかどうか、後日調査してみます!
次亜塩素酸ナトリウムを取り上げなかった理由
次亜塩素酸ナトリウムっていわゆるキッチンハイターなんですね。具体的には、水に溶かすと強アルカリ性になるため、皮膚に着くと皮膚溶けます(濃度によるけど)。次亜塩素酸を含有する消毒用品、結構ありますけど、手指消毒に使用するのは絶対におやめください。
次亜塩素酸水を取り上げなかった理由
こちらはいわゆる酸性電解水といわれるもので、毒性は特にありません。そのため、赤ちゃんがいるご家庭での様々なものの消毒に次亜塩素酸水を勧めているサイトも多く見受けられます。
ただ、こちら、残念ながら手頃な商品が見つからなかったんですよね…
なので今回は保留です。
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