タブレットのケースは高い
タブレットのケースってどうしてあんなに高いんですかね…
ipadであれば100均ショップでスリーブ型のクッションケースも売っているが、あいにくうちのMIIX310さんは10.5インチ。どう頑張っても入らない。
大型のタブレット用のケースは、家電量販店やネットで売っているものを見ても大多数が1,000円以上する商品である。
しかも安価な価格帯のものはほとんどが黒やら紺の合皮調で、有り体に言うとデザインがしょぼい。
100均でデザインを犠牲にするのは割り切れるが、1k出してしょぼいのはなあ。
そんなわけで、どうせなら既製品のお値段以内で、自分で専用ケースを作ることにした。
デザイン要件と材料
タブレットケースのタイプとして、考えられるのは以下の通り。
- 手帳型:ベロを裏に折り返してスタンドとしても使えるものも多い。
- スリーブ型:巾着・ポーチなど袋状のもの。
なお、本体をシリコンやTPUなどのケースで覆うタイプも一部あるが、大型タブレットの持ち歩きに液晶むき出しというのは現実的ではないためここでは除外した。
どちらが欲しいかと考えてみたとき、手帳型は背面側へのタブレットの固定が難しそうだし、現在Memo padで使用しているケースの前面のように液晶周りに皮なり布を一周させて押さえる方式にすると、ベゼルにゴミがたまってうっとうしい。
作るのもスリーブ型のほうが明らかに楽そうなので、今回はスリーブ型を作成する。
既製品に少し手を加える
材料は以下の通りで、ほぼダイソーにて調達した。
- 透明ビニールポーチ
- EVAシート
- メガネ拭きクロス(ビニールポーチの内径に合わせて)
- デザインペーパー・イラストの書かれた紙(お好みで)
幸い、MIIX 310のサイズはほぼB5サイズであるため、B5のポーチを購入した。
メガネ拭きは購入したものだと小さかったため、急遽家にあった185*270のを使用したのはご愛嬌。これで(理屈の上では)液晶面を傷つけない上ピカピカになるケースができる。
まず、EVAシート2枚をビニールポーチの内径に合わせて切っていく。外側からはさほど目立たないので、シートの端が多少ガタガタになっても特に問題ない。
切ったらシートをポーチの中に入れてなんとなく位置合わせ。紙などを挟む際はここで挟み、だいたいのイメージをつかんで微調整する。
一旦シートをポーチの外に出し、どちらのシートでもいいので全面にメガネ拭きクロスを貼る。ポーチの内側になるので、端っこの処理については多少いい加減でも特に問題ない。
先ほど位置決めをしたとおりにシートをポーチに入れ、手芸用もしくは多用途接着剤で貼り込んでいく。 シート側ではなくケース側にボンドを塗った方が作業しやすい。
このとき、瞬間接着剤だとすぐに硬化するため作業がしにくいだけでなく、袋部分での作業は接着剤が手に付きやすいので、手の保護のためにもマイルドな接着剤をおすすめする。
2枚目は端の部分が貼りづらいため、竹定規なんかを使うと便利。とはいえポーチのマチと被る端部分のアラなんかよく見えないので、そこまでしっかり貼り込まなくても特に(ry
貼り終わったら小一時間ほど乾かして、完成。
筆者はたまたま買ってあったフライングタイガーのデザインペーパー1 をバイカラーっぽく下半分だけ出してみたが、全面にキャラクターを貼って痛ケースにするのもありだと思う。
- 北欧系雑貨屋に行くと、何か買わないと元を取った気分になれないしお土産が欲しいので、使うあてもないのにペーパーナプキンやデザインペーパーを買ってしまうのは筆者だけではないだろう。[↩]
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