UMIDIGI Z2を購入してはや半年。
ルックスの良さとband19が使える安心感で買ってみて、当初は満足感高かったのですが、カメラ機能が全く効かなくなったりアップデートのたびに謎の新機能がしれっと追加されていたりと中華スマホのリスクを嫌と言うほど思い知った半年間でした。
UMIDIGI Z2、アプデ以来常駐アプリがすぐ消えるしユーザー補助も画面オフの度に全部オフになって困ってたら、HUAWEIでいうバッテリー管理系のメニューが新しくスマートアシストに追加されてた。
こういうの、ちゃんとアプデのメニューで通知してくれないと… pic.twitter.com/gpJcI75DHm— 伊織@ガジェ垢 (@iorigadget) September 2, 2018
これはカメラが落ちる不具合のとき。
デフォルトのカメラが使えなかったので、カメラアプリ別で入れてた。 pic.twitter.com/PwTc7oKApj— 伊織@ガジェ垢 (@iorigadget) September 20, 2018
UMIDIGI Z2は「minor bugs fix」で新機能ぶっ込むのいい加減止めてくれないかな?
ナビバーが突然スワイプで出てこなくなったと思ったら、全画面ナビバーみたいな機能が登場。キーボードのわ行にかぶって入力がめっちゃしにくい。 pic.twitter.com/LL3LREb3CA— 伊織@ガジェ垢 (@iorigadget) October 3, 2018
折しも、Z2proでのどうあがいても起動不可能問題が話題になったこともあり、ちょっとした不具合には驚かなくなっていたため、いつからか指紋認証が使えなくなっていたのもてっきり端末の不具合だと思って気長にアプデを待っていました。
しかし、これ、ちゃんと調べてみたら、実はZ2の不具合が原因ではなかったんです。
参考までに:ROM焼きに失敗するとIMEIが消える
ROM焼きで起こるトラブルとして、IMEIが16桁全て0になってしまうことがあります。
これは中華スマホに限らず、MediaTekなスマホなら起こりうる事象で、「Xperia IMEI 消えた」なんてGoogle先生がサジェストしてくれるくらいよくあることです。
どうもflashの方法に問題があるようなのですが、今回、実はroot取る過程で筆者もIMEI飛ばしました…
ちなみに、UMIDIGIのスマホでIMEIが消えたときのリペアツールは公式フォーラムにアップされています。
今回の事象:ROM焼きに失敗して指紋認証が消える
で、UMIDIGIの公式フォーラムを見ていたら、かなり怖い記述がありました。
As a requirement of Google GMS verification, UMIDIGI smartphones released in 2018 or later store unique identifiers of the fingerprint scanner on a special (tee) partition. It’s similar to the nvram partition, that stores IMEI, mac address and other unique identifiers, however unlike for the nvram (SN Writer or Maui META), a free tool to recover the fingerprint scanner data on the tee partition is not available.
UMIDIGI COMMUNITY-Utility-Recover dead fingerprint scanner after full flash format – Powered by Discuz!
ざっくり日本語に訳すと、
IMEIとかMACアドレスも特殊なパーテーションに入ってるけど、IMEIとかと違って指紋認証の復元は有料やで」
何ということでしょう…
By formatting the whole flash chip (not only the partitions and data shipped with factory ROMs), that unique data will be deleted without the possibility of recovering it. Please never format the full flash of your UMIDIGI smartphone!
結論:ROM焼きツールは正しく使おう
まとめると、SP Flash Toolを使うときに「format all」で焼いてしまうとIMEIもMACアドレスも指紋認証も飛びます。
英語での説明だと、意訳と図解で分かった気になって何となく進めてしまうことがあるのですが、分からなかったら必ず先達のやり方を十二分にググりましょう。
コメント