プレイバック・アーティスト・トーク@国立近代美術館

新聞に週一回掲載される美術館ガイド見て、娘が「都市の無意識」に行きたいと言いまして。
もちろん、都市とか言われると私も並々ならぬ興味が湧いてきまして。
幸い、竹橋は近いので連休最終日の今日行ってきました。ところが、「都市の無意識」は常設展内の小ギャラリーでちょこっとだけやってる規模のものでして。
今回のMOMATの企画展は「プレイバック・アーティスト・トーク」というものでした。

MOMATで講演した現代の画家を集めて、作品と同時に作者の意図を紹介することで作品への理解を深めるという試みが展示の肝。
まず、入口で文庫本サイズの60ページ弱の小冊子か渡されます。
娘ちゃんは冊子渡されなかったのですいすいと作品渡り歩いていたのですが、私はといえば作家が代わるごとにまず小冊子に掲載された作者による解説を読んで、それから作品の鑑賞。
館内のところどころでは、今回取り上げられている画家の講演会のビデオが流されてまして、それを見るとパンフより詳しく作者のバックグラウンドなり意図が分かるようになってます。
ひとりにつき20分ちょっとするので、全員分見るのはさすがに娘いると厳しいですが(^_^;)

「音楽の知識は耳垢だよ。詰まりすぎるとよく聞こえなくなる」
とは誰かがTwitterで発した言葉ですが、予備知識ゼロで見る景色と、アーティスト本人に方向性を示してもらうのとでは、見える世界が違うんですよね。
我々が絵画について不勉強だってのはありますが。
現代アートの何たるかを押さえておく必要は必ずしもないのかもしれない。
全ての芸術作品の解釈は、見る人間の数だけあって当然だと思う。
でも、やはり発信する側の生の声が聞けたというのはとても新鮮な体験で、新しい可能性を感じました。

ちなみに、今回の画家の中では、秋岡美帆さんの作品が良かったって意見で娘と一致。
光の粒子が見えるような透明感のある作風に惹かれました。

あと、家に帰ってからの娘の一言。
「何か、美術館で作品見てるとさ、越えられない壁を感じるよね」
…娘よ、画家になるつもりだったのかw

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