UMIDIGI Z2を一週間使ってみて気づいたこと

スマホ

6月にGearbestで購入し、先週我が家に届いたUMIDIGI Z2。
auでもDOCOMOでも使用することができる使い勝手がいい端末なんですけど、まる一週間ずっと日常使いし倒しました。
ここでは、使ってみて目についた点を、いいところも悪いところも挙げていきます。

この記事は個人の所感を書いたものであり、日本国内での使用を推奨する意図はありません。
総務省電波利用ページ:技適マーク、無線機の購入・使用に関すること

ピックアップ

まず、いいところ。

  • 画面サイズの割には持ちやすい
  • 日常使いではほぼノーストレスで動く
  • ボカシ写真撮るのがめっちゃ楽
  • 顔認証がある

一方、イマイチなところ。

  • イヤホンジャックがない!(Bluetoothで解決)
  • 通知バーに電池残量が出ない
  • 指紋センサーを使ったtouch functionの使い勝手が悪い

ひとまず、いろいろ機能を見ていきます。

サイズ感

スクリーンのサイズは6.2インチなんですが、iPhoneXに代表されるノッチ式なのでほぼベゼルがないデザイン。
なので、手で持った感覚では従来の5.2~5.5インチくらいです。

honor8・p10lite・そしてZ2

今まで使っていたhonor8、更に娘氏のp10liteと比較したところ。
女性の中でも手の小さい部類に入る筆者でも違和感なくホールド出来ます[ref]ちなみに、これまでの筆者の感覚だと、5.2インチまでが持てる範囲。5.5インチのRAIJINにしたときは手に余ってしゃーなかったです。あれはバッテリーの関係でゴツかったのもありますが。[/ref]。

画面周り

ほぼ素のAndroid Oreoです。カスタムOSじゃないのね。
デフォルトのランチャーもすっきりしてます。
ノッチがある分メニューバーが狭くて仕方ないのかもしれませんが、通知領域を出さないと電池残量が分からないのはちょいと面倒。
そこはウィジェットとかで対応しましょうか。
Z2のデフォルトランチャーでのホーム画面通知領域をスワイプで表示したところ

ちなみに、ナビバー出ていると分かりにくいんですけど、画面下には5mmほどのベゼルがあります。

ナビバーは設定で隠すこともでき、必要な時は下からスワイプすると出てきます。


ナビバーを隠した時(左)と出している時(右)の比較。
下部領域だけでなく、画面全体が拡大する感じです。

設定

設定メニュー一覧
設定のメニューはずらっとこんな感じ。
素のOreoらしく、カスタムメニューがあまりない構成です。
スマートアシストなど、ところどころ日本語しきれてない部分も。

スマートアシストのメニューは4項目あります。
上から、「HallMonitor」は純正?の手帳型カバーをしたときの挙動の設定。何故かしばらくすると設定から消えてしまいました。
「Buttons」は先ほど触れたナビバーの配置と隠すかどうか。
「Flip to mute」は伏せると着信音とかをミュートするかどうか。

「Sweep」は、名前だけ見ると全然分からないんですけど、実はバーコードリーダー。

バックライトさえ点ければ、読み取りは結構速かったです。

「Duraspeed」は独自のメニューで、常駐させたいアプリをここでonにしとくとタスクキルされない(あるいはキルしてもすぐ復活する?)みたいです。

HUAWEIで言うところの「メモリクリーンアップの対象外」のような感じ。
あ、「電池の最適化」を「しない」にするのも忘れずに。

写真を撮ってみた

アウトカム・インカムともにデュアルなのがウリなので、ひとまず写真を撮ってみました。解像度はそれぞれ3264×2448=8.0MPです。
(クリックで元画像を表示します)

honor8でのマクロ撮影

honor8で撮影

Z2でのマクロ撮影

UMIDIGI Z2で撮影

フロントはこんな感じ。

筆者じゃなくとかげのクッションをフロントカメラで撮影

フロントカメラで(とかげを)撮影

実際にカメラを起動させた画面。わりとシンプル。

細かい設定は被写体部分の右端から左にスワイプさせると出てきます。

カメラの設定

左端を右にスワイプさせると、モード選択。標準・パノラマ・ボカシの3つが選べます。

撮影モード。標準・パノラマ・ボケの3モードある。

ボカシ機能はかなりガッツリ目にぼかしてくれました。

ボカシ機能を使用せず撮ったとかげの写真

ボケ効果を使わず撮影

ボカシ機能で撮ったとかげの写真

ボケ効果を使用して撮影

touch functionについて

touch functionでできること一覧設定の「指紋」メニューにあるtouch function。
HUAWEIのスマートキーみたいに使い勝手のいいやつ想像してると「あれ?」ってなります。

できることは6つ。

「通話に出る」「写真(動画)を撮る」「スクリーンキャプチャ」「ホーム画面に戻る」「タスクリスト」「戻るボタン」「音楽再生/停止」とあり、それぞれクリックなり長押しするとアクションを実行する仕組みです。

何が困るかって、長押し判定が短すぎるんですよ。
感覚的に、長押しだと1秒は押しているのが妥当だと思うんですが、これがZ2だと指紋読み取り悪いなー、と少し指動かしてる間に長押しとみなしてしまいます。
結果、ちょっと手が荒れてて指紋認証を繰り返しただけでスクリーンキャプチャの山…

発想は悪くないだけに、ちょっともったいないです。

顔認証

指紋の外にこれが使えるの、地味に嬉しいです。
というのも、筆者はここ数年掌蹠膿疱症1に悩まされ、だいぶ症状は良くなったものの、指の先が荒れる時期は指紋認証ができなくなるんです。

顔認証は、ロック画面を一旦スワイプさせてPIN入力画面にすると自動的に作動します。
エラーが出た場合は、数字キーの上にある顔アイコンをタップすると再び顔の読み取りが始まりますます。
PIN入力画面。顔認証用のアイコンが数字キーの上にある。

顔認証の設定画面
顔認証が通りにくい場合は、設定の「Face ID」から「スクリーンフィルライトを有効にする」をオンにすると比較的マシになります。
とはいえ、公式で謳っている「暗い場所でも顔認証」には若干ほど遠い感じですね。
フィルライトをオンにしてもせいぜい「薄暗いところ」までです。

スクリーンフィルライトが適用されました、の通知画面ちなみに、フィルライトをオンにすると、顔認証でロック解除するときにフィルライトを使用したよ、という画面が表示されることがあります。
うっとうしいと思うかどうかは分かれるところですね。

総評

なんだかんだ言いましたが、スマホでゲームをしない筆者にとっては6GBメモリは十分満足できるもの。画像編集も捗るようになりました。
イヤホンジャックについても、もともと筆者はBluetoothイヤホンを使用しているので特に問題なし2
それに何より、背面の綺麗なグラデーションが所有欲を満たしてくれるいいスマホです。

ebayで頼んだ半透明ケース、早く届かないかな…


  1. 主に手のひらや足の裏に多数のブツブツが出来ては一斉に潰れ、かさぶたになるというサイクルを延々繰り返す病気。むちゃくちゃ痒いし、ブツブツが潰れる時期は手袋なしで一切の作業ができないくらい色々なものが沁みて痛い。
    詳しくは皮膚科Q&Aへ。[]
  2. 通勤用と休日用。寝室用に別途Gearbest辺りでの購入を検討中。[]

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